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2009年01月12日

●部屋の壁に穴が開いた

築5年にして早くも?壁に穴が開いてしまいました。穴の大きさはざっと6cm*8cmくらいでしょうか?犯人は息子(当時小6)...カカト落しが決まったらしい。しかもリビングの目立つ場所に...理由はいろいろあるかと思いますがぽっかりと開けてしまうこともあります。今の部屋の内装は石膏ボードの壁にクロス(壁紙)が一般的ですが子供がキックやパンチしただけでも結構簡単に穴が開いてしまいますね。過去に自分も開けた事ありますが(^^;


石膏ボードに開いた穴を修理する場合、基本的にはボード1枚貼り替え(1820mm*910mm)でクロス(壁紙)も壁一面くらい貼り替え。ボード1枚の金額は数百円だし問題ないんだけど問題になるのはその上に貼るクロス。通常1年~2年ほどで新規製品に入れ替わってしまうため同じ模様のクロスの入手が困難。人気のクロスで長い間製造されていたとしても部屋に貼ってあるクロスの変色などで同じ色とは限らなかったりするし。

同じクロスの入手が無理な場合貼り替える部分だけ別の模様のクロスにするか部屋全体のクロスを貼り替えることになる。そして業者に依頼することになると思うんだけど出費が...自分で何とかしようとホームセンターなんかで売っているそこだけツギハギするやつ貼ってみたり、そこに絵を飾って隠してみたり...とまぁあまりうまくいかないかと(^^;

ここ数ヶ月間暇を見ながら石膏ボードもクロス(壁紙)も貼り替えずコツコツ修理したものが完成したので、ちょっとだけ難易度は上がりますが自分でそこそこごまかせる方法を紹介しようと思います。まぁプロではないので参考程度にしてください。簡単な日曜大工程度なので穴がぽっかり開いたままよりよっぽどいいと思いますよ。


●部屋の壁の穴(石膏ボード)の修理その1

準備するもの

接着剤 コニシ G10もしくはK10(今回の作業ではK10使用)
パテ(補修剤) セメダインかべパテ
石膏ボード
マスキングテープ、木材(裏板用)
紙ヤスリ200番~500番位
カッター、ノコギリ、ヒモなど

あとは一般的なラジオペンチとかハサミとかあるとGoodです。
カッターの刃などは100均でもいいのでこまめに新しくしたほうかきれいに仕上がります。
更にデザインナイフがあれば言うことはないです。
接着剤ですがどちらでもOKだと思いますがK10を使用しました。接着力といい作業のし易さといいモンクなしです。ちょっとお気に入りの接着剤です。

石膏ボードですが定尺は1820*910とかのサイズになりますので切り売りがあればそっちのほうか運搬も楽です。厚さも一般的には12mmと9mmとありますので自宅で使用されている石膏ボードの厚さを確認してください。仕方なく1枚ものを買ってきましたがあまって困ってます。

裏板にする木材ですがあまり薄いとしなってしまうので、しならない程度の厚さがあれば大丈夫。写真の板は厚さ9mm幅30mmです。長さは穴の大きさによって調整してください。小さい穴なら割り箸も応用できます。


●部屋の壁の穴(石膏ボード)の修理その2

まず、破けた壁紙をそっとめくりあげて見ます。割れた石膏ボードがぶら下がっている場合は迷わず取り除きます。ボロボロと取れてくる部分についても同様に取り除きます。
ポイントは穴の大きさが一回り、二周り大きくなっても取り除いたほうが綺麗に仕上がります


ほとんどの場合、表側から見るより内側のほうが大きく割れているので結果的に不要部分を取り除くと元の穴より大きくなります。内側はやはり大きく割れていましたので結構大きく取り除きました。

次に破けた壁紙の裏側に付着している石膏ボードを取り除きます。カッターでそぎ落とすように壁紙から剥がしますが、壁紙を再利用するのでできる限りキズをつけないようにします。

そもそも元の穴より大きめに石膏ボードを取り除いているので、壁紙も同様に大きく破かないといけません。そこでカッターなどで切れ目を入れてなるべくきれいに剥がします。このときデザインナイフがあればより細い刃先で切れ目を入れれるのできれいに仕上がります。

穴が全体的に見えるくらいまで壁紙を剥がしたらマスキングテープで邪魔にならないように固定します。穴の大きさは6cm*8cm→10cm*11cmくらいに広がってます。マスキングテープを使わないでセロハンテープなどの一般的なテープを使用すると粘着力が強すぎるため剥がすときに壁紙も一緒に剥がれてしまうので要注意です。

●部屋の壁の穴(石膏ボード)の修理その3

続いて裏板を接着します。100mm*110mmくらいの穴なので厚さ9mm幅30mm長さ200mmくらいの板を3枚で裏板とします。これは穴の大きさによって厚みや長さを調整してもらえればOkだと思います。壁の中の空間がどれだけあるかによっても変わってきますので現状合わせといったところでしょうか?
それぞれの板にヒモを結びます。これは壁の中に落下するのを防ぐのと接着剤を塗った後引っ張って固定することができるようにするために付けておきます。

とりあえず穴の中に3枚の板を入れ上の2枚は邪魔にならないように上方に固定しておきます。

下の板から接着していきます。写真にはありませんがこの接着剤を塗る作業が一番技術を要する部分かも知れません。左右にうまくずらしながら、もともとあるきれいな壁紙に付かないように慎重に塗り貼り付けます。

結びつけたヒモを引っ張り、カメラの三脚等を使って固定します。ヒモの先にはオモリを付けておけば楽に固定できます。

同様の方法で2枚目、3枚目の板も接着します。K10の接着剤と使った場合5分未満で動かなくなりますので作業が早いです。接着剤が固まったら結び付けておいたヒモを取り外します。

こちらは別の穴です。他にも修理するようなキズや穴がある場合は平行して作業すると効率が良いですね。まったく別のところに開いた3cm*4cmの小さな穴も一緒に修理してます。こちらは穴が小さいため裏板が入りません。なので裏板に割り箸を使ってます。

穴の大きさも小さいので接着剤もきれいに塗れませんでした。まぁこのくらいは後でヤスリで削ればいいので問題ない範囲だと思います(^^;

●部屋の壁の穴(石膏ボード)の修理その4

石膏ボードを穴の形に切り取りますがフリーハンドやカンを頼りにするよりは型紙を作った方がダンゼン早いです。適当な紙でいいので穴に当てて切り取り型紙を作ります。

作った型紙を石膏ボードに当ててペンなどでなぞります。あとはコノギリなどで切り取って形を整えます。


実際に穴に当ててみながら細かく調整します。多少隙間が大きくても問題はないんですができた隙間は後にパテで埋めなくてはいけないので隙間が少ない方があとの作業が楽になりますよ。まぁこのくらいの隙間は妥協します。
高さも確認します。高さとは切り取った石膏ボードを貼った場合今ある壁面より出ているか引っ込んでいるかボードの厚みのことなんですがここをフラットにすることできれいに仕上がります。同じ厚みのボードなのでフラットになっていて普通だと思いますが裏板の接着具合とかボードの若干の誤差もあるので忘れずに調整してください。接着剤も硬めの物を使用するので少しだけ厚みがでますからそこも考慮します。

仮に当てた時高さはすでにちょっと高め(壁より出ている)~フラットな状態だったので石膏ボードの表面の紙を1枚剥がし更に接着剤の厚み分削ってみました。石膏ボードは柔らかく削りやすいのでカッターでガリガリと溝を作りました。この溝は余分な接着剤の逃げ場になるので接着剤による厚みを出さないようにするには有効だと思います。
逆に低め(壁より引っ込んでいる)場合は接着剤を多めに塗ったり厚紙を1枚貼ったりしてなるべくフラットに近づけてください。

では接着。接着剤による厚みを出したくなかったのでK10を裏側一面に薄ーく塗り伸ばし、ちょっと強めに押し付けながら上下左右にグリグリ動かしなじませるようにしました。

●部屋の壁の穴(石膏ボード)の修理その5

隙間をパテ(補修剤)で埋めます。隙間が大きい場合は事前に接着剤K10を流し込みある程度まで埋めておくと作業がはかどりますよ。セメダインかべパテを付属のヘラなどで塗りこみます。パテが乾燥すると必ず痩せますので一度に盛るのではなく何度かに分けて塗るのが基本です。パテを高く盛ってしまうと削るの大変になるのでヘラで余分なパテを取り除いておきます。


こちらは3cm*4cmのほうの小さい穴。石膏ボードがキレイに割れてないのでパテでフラットな面を出さないといけないので多少手間がかかります。パテを盛って削っての繰り返しになります。

乾燥すると痩せます。紙ヤスリの200番~500番くらいを使い分けて余分なパテを削り再度痩せてしまっている部分にパテを盛ります。

最終的にほぼフラットになればOK!

破けているクロスをクロス用の糊で貼り合せれば完了です。クロス用の糊でうまく接着できない場合は木工用ボンドを使うとちょっと接着力が上がりますので作業しやすいかもしれません。あらかじめクロスを貼っていく順番(キレイに破けているわけじゃないので)をシュミレーションしておくと良いかもしれないですね。
破けたクロスが全部ある場合はいいんですが一部ない場合などは裏技としてコンセントの挿しこみ口や電気のスイッチの裏側にクロスが少しだけあまっている場合があるのでカバーなどを外して確認してみてください。ちょっと乱暴ですがタンスの裏側などのクロスを切り取るのも最終手段?

写真で撮ってしまうと結構目立ってますが実際はどこを修理したかわからないくらいキレイに仕上がってます。もちろん目の前に行ってよく見れば解りますが普通に生活している状態ならまったくわかりません。穴の開いている場所を知っていた家族でさえもどこに穴が開いていたのかわからないと言ってました。

こっちは3cm*4cmの方の小さい穴。こちらも気にならない程度にバッチリ修理できました。ボコっと砕け散った壁のままよりは貧乏っぽく見えなくて良いですよ(^^